
2020年10月9日
【気密性が良ければ建具が無くてもいいの?……
気密性が良くて、
断熱性能の良い家だと、
建具を少なくすると、新築時のコストが下がります。
空調計画をしっかりすることが必要です。
室内空気もよく廻りますので、
24時間換気をしっかり計画すれば室内の空気環境もよくなりますね。
けれど、
建具には大切な役割があります。
例えば、
我が家では、ダイニングでわいわい騒いでいると、
リビング(くつろぎ部屋)の建具を閉めます。
廊下を挟んでいますので、ダイニング側も閉めます。
これで、くつろぎ空間が成り立ちます。
2階では、息子がリモート授業
そうすると、やはり息子の部屋の建具は閉めることになります。
お互いに音が気になるからです。(^^)
このように、建具は音の軽減の役割もしてくれます。
私は、プランする時、普段は開け放しにできる引き戸を付けます。
耐力壁が必要な場所はアウトセット(壁の外側に建具をつける)にしてでも
プラン上、可能なら引き戸にします。
1階は特に家事動線が重要なので、
開きの建具だとじゃまになりますから。
家具配置が少し難しくなりますが、
引き戸だと、開け放しにしてもじゃまになりません。
掃除もらくらくの上吊にします。
トイレはプランによって開きにしますが、
我が家は引き戸で、掃除の時など開け放しにしておくことも多いです。
もみの木の内装だと、不思議にトイレの匂いが気になりません。
消臭剤は使ってません。
軽く拭き掃除で充分です。
建具は音とプライバシーも関係するので、
よく考えて取り入れます。
プランにはとても大切なことなので
建具で良いのか、ロールカーテンで良いのか、
それとも建具無しが良いのか、ちゃんと考えないと後悔しますので、
注意してくださいね。(^^)
建具一つで、
落ち着いて過ごせる家になるのかどうかが、変わってしまいます。
家族が多いと特に重要ですね。
他にもありますが、
次回のひとりごとで・・・。(^^)