
2021年1月22日
【断熱リフォームはどうすればいいのでしょ……
毎日寒い日が続きますね。
コロナ禍の今、家にいることが増えましたよね。
温暖化とはいえ、1月、2月は特に冷えます。
「家が寒いのですけど、
簡単な断熱リフォームできますか?」
自宅で過ごされる時間が多くなり、
この質問を受けることがとても多くなりました。
残念ながら、
簡単な断熱リフォームはないです。(^^)
工期が短くて、
費用対効果で考えると、
内窓がいいです。
実際に取り付けたお客様の体感でも、
冬だけでなく、
夏の暑さの体感も全く変わったとおっしゃいます。
そして、騒音も聞こえにくくなったと。
二重サッシになるわけですからね。
気密の悪い家だと、
隙間風があっちこっちから入ってきますので、
断熱リフォームを完全にというのは
とても難しいですが、
内窓をつけるだけでも
ずいぶんと変化があります。
それ以上となると、
屋根直下の天井や壁の断熱材の工事・床下の断熱工事をしないと
改善されないので、
高額になります。
費用対効果でどのように
組み合わせて施工するかが大切です。
床暖房をすることもありますが、
ランニングコストもかかりますので、
そこも考えた上で施工依頼しましょう。
床暖房だけしても、
窓から下に冷気がおりてくるようでは
せっかくのリフォームももったいないです。
リフォームで一番多いのは
浴室のリフォーム依頼です。
昔は在来浴室(床も壁も左官下地にタイルを貼った浴室)でした。
恐ろしく寒いです。
ハウスメーカーもジャロジー窓(ルーバー窓)を
平気でつけていた時代がありました。
カビが生えるので、風通しが良いようにと・・・。
それでなくても風通しの良い家なのに、
余計に寒い(::)
今はシステムバスがとても良くなったので、
浴室は、ぜひシステムバスにリフォームしてくださいね。
住宅のシステムバスは快適になりました!
ついでに窓も断熱性能が良い窓に変えましょう。
後でするのは困難ですから。
浴室と洗面はセットでリフォームすることが
お勧めです。
脱衣室が寒いとヒートショックで
脳梗塞や心筋梗塞のリスクがあるからです。
システムバスの床下も注意です。
床下の風がスースーと抜けるよな
リフォームはダメです。
せっかくするなら、
床下の断熱もしっかり考えて施工します。
断熱リフォームは
難しいので、しっかり相談してから
お願いしましょう。(^^)
費用をかけても後悔することの無いように。
今日は これでおしまい(^^)