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2017年7月27日

気軽に読める”輪のネタ”

 

Q.遺跡はほとんど土中深くに埋もれていますが、どうして?

A. 遺跡の発掘調査で一番上の現代の地表面からはいでいくと、順番に昔の堆積層(たいせいそう)が顔を出し、確かに古い遺跡ほど深く埋もれていることがわかります。例えば、大阪府八尾(やお)、東大阪市にまたがる池島・福万寺遺跡では、この地域の特産・河内木綿の栽培に使われた「島畑」の遺構が明治・江戸後期・同中期・安土桃山・鎌倉期に分かれて見事に出土、さらに下から古墳時代のムラ、その下から弥生の水田も見つかっています。これらは、度重なる洪水などで大量の土砂が陸地を覆(おお)い、どんどん地中に埋もれていった結果だと考えられています。河内平野では地下4メートルを超す深さで、弥生期の墳丘墓が見つかることも珍しくありません。

 

Q. ミカンや桃の缶詰は見かけますが、スイカや柿は見かけたことがありません。なぜですか?

. 日本缶詰協会とサンヨー堂(東京都)に聞きました。量は限られていますが、柿、メロンの缶詰はあります。スイカやバナナも以前につくられたことがあります。しかし、あまり量が出なかったり、消えたりしたのは缶詰の製法に理由があります。

 

果物の缶詰は殺菌のため、85~90度の熱湯の中を20~30分通します。このため形が崩れたり、食感が変わったりして、生のものとイメージが異なってしまい、あまり好まれないようです。

 

 

Q.ニュースなどで何万人目の入場者などと聞きますが、決め方は?

A. 大阪の水族館「海遊館」やワールドトレードセンター展望台などでは、自動改札のゲートがあり、コンピュータで常時人数を数えています。こういうところでは、ずばり決まります。改札が複数の場合は、達成時間が近づくと1カ所に絞る念の入れようです。

一方、きちんと数えず、大台に到達する日の午前10時など、時間をあらかじめ決めるケースもあります。式典に来賓らが出席するため、時間を決めざるを得ないというわけです。

 

Q. 阪神高速道路で「環状線まで35分」などの表示を見かけますが、どうやって計っているのですか?

A. 阪神高速道路㈱に聞きました。阪神高速の場合、道路上に500メートルごとにシャワーのような形をした車両検知器が設置されています。超音波で5分間に通過した車の台数と、5分間のうち何分間検知器の下に車がいたかを調べています。これに車の長さを加味して速度を計算、二つの検知器間の所要時間を推計し、それを積み上げていきます。またナンバープレートを読み取るカメラも設置されており、これで実際の所要時間も計り、計算結果を検証しています。